フライ ミー トゥー ザ ムーン

仕事と子どもに関する喜怒哀楽を中心に

続3歳からのトイレトレーニング

以前書いた記事の続き。

3歳からのトイレトレーニング - フライ ミー トゥー ザ ムーン

家ではオムツが外れたのに保育園では毎日おもらしをしていた息子は、ある日を境に、急に園のトイレへ行けるようになった。そのきっかけとは、保育園の外でお友達と遊んだことだった。皆で遊んだことが、真に新しい保育園に受け入れてもらった実感に繋がったのかもしれない。とはいえ、実際のところは親も本人もわからない。しかし、この日以降、園での失敗はなくなった。こんなに簡単に克服できるのだったら、あの洗濯の日々はなんだったのか、、と親は空を見上げてしまう。

さて、こちらも永遠に出来ないのではという不安を両親に抱かせた「大」のほうは、ある方法で克服した。

その方法とは、紙おむつの底を切り取ることだ。

夫が思いついて、主に彼がその特製おむつを作成していた。だから細かいコツ等はわからないが、中からたくさんポリマーが出てくるのでゴミ袋の上で切ったほうがいいらしい。そのポリマーを全部出しきってから履かせないと、トイレや室内がポリマーだらけになる。

うちの子は、大の時だけオムツを履きたがったので、その時にこの特製おむつを履かせ意識を少しそらしながら(穴あきだと気づかれないため)、座らせる→する→下に落ちる→ほめる、の流れでうまくいった。何回か繰り返して、便器に座ってする成功例を体感させたら、本人から「もうおむついらない」の言葉が出た。

今となっては、トイレトレーニング中の大変さは薄れてきたが、あの「うちの子、一生このままなのでは」というぞっとした感じは忘れられない。「20歳までおむつの子はいない」とよく目にする言葉では、私は心が落ち着かなかった。そんなに待っていられない、何年もこんな思いしたくない、その一心で、色々手を尽くしていくうちに自分の子に合った方法とか、タイミングがあって何とかなってきた。子どもそれぞれに効く方法があるはずなので、試行錯誤で探すしか道はないのかもしれない。

息子は一度出来ると失敗が少ないタイプだったので、今はトイレ関係で大変なことはない。そう考えると、3歳からのトイレトレーニングも悪くない。

けれど、もう一度やり直せるなら、失敗した時の量や質の問題を考えて、もっと早くから始めると思う。